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誉田恒之カプセルトイの開発者ヒットを生み出すプロフェッショナル!

人物

誉田恒之はカプセルトイのプロフェッショナル。数々のヒット作を作り上げ、現在も新たな作品に挑んでいる。その誉田はどのようにおもちゃ開発を進めてきたのか、又カプセルトイの進化系であるカプセルレストイはどのようにして生まれたのか?をまとめてみた。

誉田恒之さんの経歴について

誉田恒之は、バンダイのベンダー事業部に所属するおもちゃ開発者です。
(ベンダー事業部は、カプセル自販機市場において業界トップシェアの部署)

その中でも誉田はカプセルレストイ企画の第一人者で、これまで多くのヒット商品を作り上げてきており、代表作は、「カプキャラ ドラえもん」、「機動戦士ガンダム」、「だんごむし」など!

しかし、その道は決して平坦ではなかった・・・・・

誉田恒之の経歴ですが、当初開発を志望して入社したが、まずは商品の仕入れ担当だった。男児向け玩具を扱う部署で3年を経て、念願の開発担当なったがわずか1年で営業部門へ異動。

「開発者としての見込みがないと思われた」そうです。
挫折とも言える経験だったが、むしろ営業の仕事に興味を持ち、7年が経つ頃、新しい挑戦心が芽生え海外へ出向することになる。

そこで誉田恒之は「開発生産部門」で新たなスタートを切ることにり、週の半分は工場に足を運び、玩具に使用する樹脂の特性や金型の作り方、製品の見積もり方法などを学んだ。

その結果、得た知識をフル活用し新たな挑戦をし続けた結果、「だんごむし」などのヒット商品が誕生した!
これらは「カプセルレストイ」といい、カプセルを商品の一部にした今までにない発送のもので、誉田の発案である。

通常は、「企画・開発、仕入れ、生産」は分業されているが、誉田恒之はすべての経験があり、1人で完結できため成しえた成果だ。
今後も、未知の可能性にも挑戦し、ユーザーが「あっ!」とおどろくような感性を刺激する商品開発に挑むプロフェッショナルである。

カプセルトイって何のこと?

「カプセルトイ」ってご存じですか?
プラスチック製のカプセルに封入され、専用の自動販売機で売られている小形のおもちゃ。 又はその自動販売機。 「ガチャ」「ガチャポン」「ガチャガチャ」などは、商標名。

通常は、同一シリーズの1台の販売機に数種類の商品が入っており、その中のどれかが無作為に出てくるという場合が多い。
カプセル自体は半分が透明になっていて中身が見えるものが多い。

カプセルトイは、自販機本体のコイン投入口に硬貨をセットしてレバーを回転させると商品が出てくる。
使用する硬貨の種類や枚数によって50円用、100円用、200円用、500円用など数種類あり、封入されている商品価格に合わせた機種がある。

最近では、緩衝材の役割を果たす「カプセル」そのものを使用しない、「カプセルレストイ」も人気があり、次々にヒット商品が開発されている。

誉田恒之プロフェッショナルが手がけた商品

当初、誉田恒之は自分がやりたかった開発担当から外され営業に回されたが、その後新しい挑戦心が芽生え、海外へ出向した。
そこでいろんな部署を経験し、得た知識を総動員し新たな企画を練った。

プロフェッショナル誉田恒之の挑戦がここから始まった~
今まで誰も思いつかなかった企画、高いクオリティ、そして採算性・・・全部詰め込んだ商品に挑んだ。

その結果、最初の商品が、①ガシャポン「アンパンマントレイン」(2002年発売) ・・・ 大ヒット、現在でも人気シリーズ
次に企画したのが幼児に向けた遊べるキーチェーンの、②「チキチキアンパンマン」を発売。
翌年には ③「スイッチオン!アンパンマン」を企画し大ヒット、発売から15年以上経つ今もシリーズは続いている。

その後もいくつかの新商品を企画したのち、カプセルを商品の一部にした「カプセルレストイ」の開発に至った!
「カプキャラ ドラえもん」
「機動戦士ガンダム EXCEED MODEL ZAKU HEAD」

そして、2018年のおもちゃショーで発表された ⑥「だんごむし」や「まんまるこがね」・・・・
更に、「だんごむし」の成功体験から自由な発想が生まれた ⑦「かめ」(リクガメ)

次の新商品には「すずめばち」、「かまきり」など ⑧メジャーな昆虫が控えており、
最新作は、⑨「インテグレートモデル マジンガーZ」(組み立てると全高約20cmのマジンガーZの“胸像”が完成)である。

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誉田恒之の「だんごむし」の開発秘話

誉田は、以前からカプセルは捨てられるのにコストが高いことを実感していたため、カプセルを使わない方法を考えていた。
そこで誉田は、「いっそのこと、カプセルを商品の一部にしたら?」とひらめいた!

その結果、ドラえもんの丸い頭そのものをカプセルがわりにし、内部に組み立てる胴体などの部品を収納する「カプキャラ ドラえもん」が完成した。 次に手掛けたのは、誉田が以前から実現したいと思っていたザクヘッド(「機動戦士ガンダム」)の開発だ。

しかし、ドラえもんの丸い頭と違い、ザクの頭は完全な球体ではないため、設計で悩んでいたところ・・・
小学生の娘のある光景をみてひらめいた!

公園で見つけた「だんごむし」を指でつついて、丸くなるのを見て、楽しそうに遊んでいたのである。
“これだ!” ・・・ 「これは究極のカプセルレス商品になるのではないか!」

知人の親たちに聞いてみると、子供かは「だんごむし」をポケットにいっぱい入れて帰って来たりするほど、ある時期「だんごむし」にはまっていた。
『ひょっとすると、馴染みの有名なキャラクターよりもはまるかもしれない。』 ・・・ こう思いついたという。

誉田恒之の開発時の基本方針は 「誰も思いつかなかった企画、高いクオリティ、採算性」である。
しっかりつくり込んだ商品を出せば、多少値段が高くても、子供達のために購入する親が必ずいるはずだ!

「ガシャポンを回したら、自販機からでっかいダンゴムシがゴロンと丸まって出てきたら面白いんじゃないか?」
と、試作づくりをはじめた。

・・・が、何度重ねてもなかなか丸まらなかった。
誉田はもともと虫が苦手だったが、改めてだんごむしの形状を調べなおした。
その結果、一部の外郭が小さいことがわかり、それに合わせたらやっと球体になった!

開発期間は約2年、2018年6月4日の「虫の日」発表された。
「世界初のカプセルトイ」という説明に「こんな商品をよくぞ思いついた」と話題が沸騰。

メディアでも次々紹介され、発売と同時に人気に火がつき、誉田自身予想外の展開だったそうです。

まとめ

いかがでしたか、誉田恒之の経歴からおもちゃ開発をどのようにして進めてきて、ヒット商品を作り続けてきたのかを取りまとめました。

努力も必要ですが、異才を活かし「まだないもの」を探し続けた結果だと思います。
今後も未知の可能性に挑みつつ、ユーザーが思いもつかない商品開発を作り上げていただきたいと思いました。

 

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